Toshihiko TOSHI Nakazawa/中澤利彦

中澤利彦 ✕ 地方創生ユニオン

 
コメント

前編:夢への第一歩 - 踊りに生きる決意の軌跡

はじめまして、私の名前は中澤利彦です。私のダンスへの情熱は、大学時代に大東文化大学のモダンダンス部でダンスに初めて触れたことから火が付きました。その時、ダンスは単なる趣味以上のものになり、やがて私の人生の中心となっていきました。卒業後、社会人として一般企業で働き始めましたが、内心では常にダンスへの熱い思いがくすぶっていました。そして、私は大きな決断を下しました。3年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、夢を追求するための新たな旅立ちとして、2010年に25歳でニューヨークへ単身で渡米しました。ニューヨークでの生活は、ダンスの専門学校に通いながら、日々技術を磨くことに専念しました。ここでの経験は、私のダンス人生における重要な一歩となり、趣味から本格的なキャリアへとシフトするきっかけを提供してくれました。

中編:輝きを追い求めて - NYでの挑戦と成長の物語

ニューヨークでの生活は、ダンスの本場であるという厳しさとともに、無限の可能性を私に与えてくれました。2013年にはアーティストビザを取得し、その後、アポロシアターのアマチュアナイトで2013年5月と2014年4月に優勝するなど、私のダンスは少しずつですが、確実に認知され始めました。また、全米で人気のダンスコンペティション番組「So You Think You Can Dance」では、1万5000人の中からTOP100に選ばれるという快挙を成し遂げ、2013年と2014年には最終オーディションまで進出しました。これらの経験は私にとって、ただの参加を超え、自分自身の可能性を信じ、さらに高みを目指す大きな動機付けとなりました。ブロードウェイへの出演を果たし、ニューヨークのストリートパフォーマーとして活躍するなど、私のアーティストとしてのキャリアは日々進化しています。私は、アメリカのニューヨークを中心に、ロサンゼルス、ラスベガス、ボストン、シカゴ、カナダ、タイなど世界各地でパフォーマンスを行い、多くの人々に私のダンスを届けています。

後編:夢の架け橋 - 世界を舞台に繰り広げる旅

私の活動は、ダンスのパフォーマンスに留まらず、日本に帰国した際にはダンスの授業やパフォーマンスを通じて、子どもたちに夢を追う大切さを伝えています。さらに、Instagramを活用して、旅の感想や日常の活動を発信し、新しく訪れた場所を紹介することで、フォロワーに新たな視点を提供しています。出身地である新潟県の自然の美しさや、学生時代を過ごした埼玉県、東京都での経験、そして渡米後の挑戦は、私の人生観を形成する重要な要素です。地域活性化への貢献を目指し、日本から世界へ、そして世界から日本への架け橋としての役割を担う活動を展開しています。私はこれまで47都道府県全ての学校で講演を行い、日本全国の子どもたちにダンスを通じて夢を持つ大切さを伝えてきました。そして今後も、世界192~194カ国を旅しながら、さらに多くの人々にインスピレーションを与えることを目指しています。文化やエンターテインメントを通じて、より豊かな心を育むことができるような活動を続けていくことが私の願いです。